足をついてもいいやんか

ゆっくりのんびりですよ

24時間テレビとかで寄付される福祉車両とかについて少し言いたいことがある

どうも、いちごようかんです。

24時間テレビはやっぱり嫌いなのです。

今年も24時間テレビとか終わったみたいですね。

嫌いな番組なので一切見ないです。はい。

どうしても感動の押し売り感が酷くて見ていられないです。

福祉業界で働くものとして、時々引っかかる言葉などもありますし。テレビに出ている人だけが頑張っているわけでもないし、障がい者ってそういう人だけでもない。もっといろんな人がいるんだよってことをもっと言ってほしいなぁと思ったりします。見た人の感想とか聞いているとね。

でも募金活動などの寄付運動はありがたいとは思います。

ですが募金を集めて福祉車両をといった活動に関しては言いたいことはありますがありがたいと思っています。

何が言いたいかと言いいますと、用途の限定が厳しすぎるんじゃないかと思うんです。

はっきりいって今、福祉業界に足りないのは物ではなく金ではなく人だと思うんです。

なので、募金の使い方を物だけに限定されていては本当に足りないものにみなさんの善意が届いているのかと疑問に思ったりします。

特に24時間テレビは一般の福祉業界に対しては車くらいしか送ってくれません。あとは電動車椅子とか。

他にも、ものを寄付してくれる財団等はありますが、もうちょっと幅が広かったりします。その分選考が厳しかったりしますが。

今福祉業界に必要なのは何でしょうか。車?人?

しかし、今本当に必要なのは人だと思います。お金を人に使えるような仕組みにして寄付をしていただくのが一番必要なのではないのでしょうか。

求人に使うとかそういうのでもいいですが、未経験で入ってきた人に資格を少しでも負担なく取れるようにするために研修料の一部負担だったり、福祉に関わる人たちとその他の産業の人たちとの給料格差を埋めるための費用に使ったり、今必要としている人を確保するためにはその方が有効じゃないかと考えます。

正直、不祥事と家族経営の社会福祉法人とかでなければ物が買えないほどの社会福祉法人って今は少ないと思いますよ。健全な経営していれば。

ただ、人が集まらず倒産してしまうような特養だったり、人が集まらないので半分しか稼働していない施設だったり、そういう方が多いと思います。

少し話は変わりますが、車のペイントどうにかなりませんか?

あと、寄付でいただいた車はそうであるとわかるようにペイントされていますが、そのペイントのおかげでこの車は福祉車両で乗っている人は何かを言っても対して言い返してこないと思われているようなのも気になります。

実際自分が乗っていて全くこちらに非がないようなことでも、文句を言われるようなこともあります。

ペイントは控えめでシールくらいにさせてもらえたらなぁと思うところはあります。

まとめ

そういうわけで、集まった募金が有効に使えるのは車両じゃなくて人にお金を使うことだと考えるのですがどうでしょうか。

厳しい審査があっても構いません。それでも今必要なのは車じゃないと思います。

福祉業界で仕事をするものとしての一意見としては 寄付をいただきたいところの必要とする物や人に自由に使えるような制度の設計にしていただければと感じるところです。