足をついてもいいやんか

ゆっくりのんびりですよ

[手掌多汗症]精神科へ行ってきたら他の精神科のある総合病院を勧められた。

手掌多汗症の手術の話なのですが、僕は双極性障害も持っている為、薬の管理や入院のサポートなどで精神科が関わってきます。
その為、先日の呼吸器外科受診時に精神科の受診予約も取って精神科を受診しておいてくださいと言われていました。

で、その精神科を受診してきました。

とすんなり行けばいいのですが、今行っている精神科の病院の紹介状を持ってきて欲しいとかいろいろありまして、普段かかっている精神科の病院にちょっと無理を言い短い期間で紹介状を書いてもらいました。
紹介状自体は病院が直接送ってくれて、手掌多汗症の手術をしてくれる病院の精神科へと届いていました。

で、診察が始まったのですが、最初は病歴からですね。今の症状が出る前。鬱病の診断の時の事や双極性障害へ変わったきっかけなどの話をしていました。


中盤くらいから何かモヤモヤとしたものを感じてきたのです。何か言いたそうだがはっきりと言わない感じ。そんな感じを受け取りました。

また、入院に際しての僕のリスクをやたらと説明される感じ。場合によっては抑制のために注射を打つとかミトンの手袋をはめてもらう可能性があるとか最悪身体拘束を行うとか。

そのあとは、夜間、精神科の医師が居ないことから対応ができないとの事を強調してきたり。そしてついに、同じ治療をやっている病院で精神科がもっと充実しているところがあれば、そちらでやって貰った方がいいのではないかと言われてしまいました。


僕はこの時の診察を受けて、まず思ったのは、双極性障害を軽く考えていたかも知れないなという事。今回は自分の希望での手術のため、最悪手術をしないで止めるという手も選べますが、そうでない場合どうしても手術をしないと命に関わるような時にこのような事を通常の総合病院では言われてしまうのかと思いました。発病する前と同じようにどんな病気でもどこの病院で治療を受けられる訳ではなくなったのだなと。そこにショックを受けました。

次に、これは差別ではないのかという事。しかしこれに関しては病院側のリスクを考えると最大限のリスクを予知するというのは理解できる事であるので、精神疾患のあるもので自分たちの病院ではリスクがある人を受け入れられないと考えるのは当然ではあると思います。また、精神疾患のあるものが入院する時にしっかりとしたサポートを受けられる病院を選ぶように選択肢を与えるのは当然ではないかと思いました。なので、差別をされている訳ではないなと考えるに至りました。

しかし、これから双極性障害と付き合っていく一生の中で、全く病気をせず健康に生きていければ今までかかっていた精神科のクリニックだけでいいですが、多分そうも行かないと思います。
そうなってしまったら自分を受け入れてくれる病院というのを見つけておかないといけないなと強く感じさせられました。

そんなわけでこんな内容の診察でしたが、最後には呼吸器外科での診察が数日後にもう一度あるのでそこで話し合って貰ってどうしても当院で手術・入院となる場合は精神科として全力でサポートはしますと言ってもらえたのでそれは良かったかなと感じました。