足をついてもいいやんか

ゆっくりのんびりですよ

ポータブルバッテリーは小さくても持っておくべき

台風7号が過ぎていきました。住んでいたところでは停電くらいで、大きな被害はなかったのですが、大雨による被害が出たところもあるようでした。

停電による被害で困るのが冷蔵庫ではないでしょうか。冷凍が溶けてしまったり、冷蔵が常温になり傷んでしまったり。今回そのようになるのではないかと思われましたが、ポータブルバッテリーを使うことで、防げたということがありました。

家庭用の冷蔵庫って大きいし、電気の消費も大きいのかと思っていて、僕の持っているEcoFlow Riverでは動かないと思っていたのですが、冷蔵庫の消費電力って300wくらいで意外と大きくないんですよね。しかも冷却が動いている時はそれくらいの消費電力だと思いますが、冷えてしまうと少なくなります。EcoFlow Riverは出力600wなので冷蔵庫くらいなら動いてしまうのですが、容量が少ないため、動かせるのは短時間になります。それでも今回の停電中、2時間は動きました。

停電が起きたのが朝の4時ごろ。そこから復旧したのが昼の13時ごろ。約9時間停電していたことになります。

冷蔵庫自体の保冷能力もありますので、停電したからといってすぐに中の温度が常温になるわけではないです。しかし、ゆっくりと温度は上がってきます。で、温度が上がってき始めていたと思われる朝の10時ごろにポータブルバッテリーを妻が冷蔵庫に繋ぎました。僕はこの時点では冷蔵庫にポータブルバッテリーを繋ぐという考えがなかったのです。充電容量が少ないので、スマホの充電用に置いておこうとばかり思っていました。妻はコンセントついてるんだから繋げばいいやんということで繋いだようです。

繋いですぐは冷蔵庫内は温度が上がり始めていた状態なので、冷却のため消費電力が大きかったのですが、しばらくすると落ち着いていき、結果2時間ほどでバッテリーが無くなりました。しかし午前10時から正午12時くらいまで電源につながっていたこと。その後1時間程度で電源が復旧したことで、冷蔵庫内の食品などは温まることもなく、冷凍庫内は溶けることもなく、今回の台風での停電を乗り切ることができました。

今回のような電源の喪失という生活において欠かせない電気が使えなくなるという状態は、今の生活においては大きな不便を生み出します。しかし、よくよく考えてみると常時電力が必要な家電というのは、意外と限られているのではないかと思います。その家電の電力を一時的にフォローできるだけのポータブルバッテリーがあれば、もちろん停電は大変ですが、被害は少なくできるのではないかと思いました。

今僕が使っているEcoFlowのRiverは新しい機種が出ていますが、そういった冷蔵庫や少しの家電を動かせるものと考えると、安いものではありませんが、災害時に用意しておいて損はないような気がします。

僕はキャンプなどでも使うので、そういう使い方をする人はポータブルバッテリー、持っていて損はないのではないかなと思います。

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