足をついてもいいやんか

ゆっくりのんびりですよ

手掌多汗症の手術を受け、1日経ちました。

手掌多汗症の手術を受けて、1日経ちました。昨日の記事は本当に麻酔から覚めて直ぐ書いたのでちょっと後から読み返すとん?と思う所もありましたが、あえてそのまま置いておこうと思います。

この記事では手術の朝から翌日の夕方までのことを書いていきたいと思います。

まず、手術当日、朝8:40ごろに病室に迎えがくる予定でそこに妻も立ち会う予定でした。ところが妻がこない。朝の阪神高速の渋滞に巻き込まれたようで本当のギリギリに到着しました。待ってる方としてはドキドキしてました。聞けば運転してる方も遅れるとドキドキしながらだったそうです。まぁ無事に到着できて良かったです。

妻と末っ子ちゃんと一緒に手術室へ。手術室の前室に入る前に妻と末っ子ちゃんと別れ、手術室へ看護師さんの案内のもと入っていきました。大きい病院ということで手術室も何部屋もありました。ちょっとテレビの一場面みたいで凄いなと思っちゃいました。10番目の手術室へ通され、手術用のベッドへ腰掛て寝ました。手術用のベッドって思ったよりも小さくて本当に一人、人が乗ってギリギリっていうくらいの大きさでした。こう言うのも手術が初めてなのでおおーなんかすげーと一つ一つ驚いていました。

麻酔科の先生と挨拶して酸素を吸いながら、左手に点滴のラインを付けられていきました。それが終わったら早速麻酔入れていきますねーとの声が。一瞬で効いてくるかと思っていたら30秒くらい何もなくて、それからちょっと強い薬なのでピリピリするかも知れませんなどお話をしていたら突然の眠気とともに意識がなくなりました。

そこからは全く記憶がありません。手術が終わり、病室に運ばれて心電図などのモニター類を付けられている感覚がするまで。

とりあえず、手術が終わったんだなと言うことはわかりました。ただ朦朧としていて何をしていたのかとかそう言うのははっきりと覚えていません。実は前回の記事。術後直ぐに書いたと思われる記事もいつ書いたのか、どうやって書いたのか(パソコンなのかスマホからなのかなど)覚えていません。

ただ、あるのは眠気にも似た感覚とほんの少しの手術跡の痛み、そして下腹部の違和感。そして、右手と左手で温度の明らかに違う手の感覚がありました。

手術を受けてから翌日の夕方まで右手はともかくとして左手も汗をかくということがなく、実は全く手術の結果がよくわからないのですがとりあえず右手がポカポカとしていること、今までの経験上ここまでポカポカとしていたら汗が出ているだろうに出ていないことは確かです。左手は室温に合わせて冷たくなったりしています。後代償性発汗についてもまだよくわからない状態なので今後生活していく上で段々とわかってくるかなと思います。

話は少し戻りますが初めての手術ということで他にも色々と初めての経験なことがあります。その一つとして尿道カテーテルを初体験しました。カテーテルの挿入自体は全身麻酔下で行われており無意識の時にすでに終わっているのでどのような感覚なのかわかりませんが、丸一日ほど尿道カテーテルを入れて過ごした感想としては、これはかなり辛いものがある。というものでした。とにかく違和感の塊です。残尿感や尿道に管が入っているという感覚。様々な体勢を試してみてもとにかく違和感があるのです。尿道カテーテルを抜こうとする人がいるというのに納得させられるほど、これは忍耐力が必要だなと感じました。

手術の日は絶飲食なので何も飲まず食わずだったこともあり、また朦朧とした意識で短時間の睡眠を昼間に取ったりしているせいもあり、また絶飲食なので薬も飲めないということで双極性障害の薬として出してもらっている睡眠薬も飲めなかったこともあり夜中結構起きていました。数時間おきに看護師さんが来て点滴の確認や入れ替え、尿量を測ったりしてたのもありますが。で、尿量が少なかったらしく明け方に結構な量の点滴を入れられていたような気がします。

朝が来て寝ている体勢から座る体勢を取ってみましょうとなりました。座ってみると特に意識や吐き気がするということもなく問題なく座れました。そして飲水もお腹の音を聞いてもらってから許可が出たので水を飲みました。と問題なくこなしていました。一つのことを除いては。

そう、それは尿道カテーテル

尿道カテーテルが座った時に当たるというか、とにかく違和感から痛みに近い感覚でした。で、ずっと寝ていたのでしばらく座っていたかったのですが、諦めてまた寝ました。
この尿道カテーテル、立つことができ、トイレまで歩いて行けるようになったら抜いてくれるということだったのですが、その後もしばらくは入れたままで立ってみましょうかと言われたのが朝の9時ごろでした。
立ち上がることも歩くことも問題なくできたので、では抜きましょうということになりました。この抜くのがまたなんとも言えない感覚でゆっくり抜かれるのかなと思ってたら結構一気に引き抜かれました。また同時に大量の尿が出るような感覚にも襲われ一瞬漏らしたかと思いましたが、感覚だけでした。

尿道カテーテルが抜けてから、尿意がしばらくわからなかったり、尿に少し血が混ざっていたりとありましたが特に問題のない範囲みたいです。まだ排尿時に痛みますが。

それからお昼ご飯から食事をとってもいいようになり、絶飲食は解除となりました。順調に回復してきているということで個室から4人部屋に移ることとなりました。

今日はそんな感じで過ごしています。とりあえず尿道カテーテルの印象がとにかく強い1日でした。