足をついてもいいやんか

ゆっくりのんびりですよ

うちの施設、耳かきしちゃダメなんだって

僕の働いている障がい者の方の入所施設で、利用者さんを見ているときに時々思うんですよね。「この人耳垢溜まってるなぁ…」って。それで、フロアの責任者の人に耳かきってしちゃダメなんですかねーと尋ねてみました。返ってきた答えは耳腔の入口のあたりを少し掃除するならOKと。

入口とは言いにくい部分に耳垢が見えてて、もう少しで塞がってしまいそうなくらい溜まっているのになぁと思いつつも、フロアの責任者がそういうならそれに従うしかありません。確かに健常者と違って、障がいのある方に耳掃除をするのはかなり難しいものがあるとは思うのですが、それは人によって違うとも思うんです。また、その人によっては耳垢の溜まり方なんかも違うのと思います。乾燥するタイプの人は自然と排出されるでしょうが、湿り気のあるタイプの方は溜まってしまう。溜まってしまったものを放っておくと耳腔が埋まってしまい病院に行き抑制されて耳掃除となるわけです。

人によっては抑制して行わないといけない場合もありますが、手足の爪切りも3人がかりとかで行う利用者もいるのに耳掃除は行わないのかと。確かにリスク面を考えると手足の爪切りとは比べようもないのかも知れませんが、比較的楽に取れるうちに取っておいてあげたいと思うのはダメなことなんだろうか。

とはいえ、事故が起きたら責任取るのは責任者だしなー。耳掃除で事故とか起こしたく無いしなぁ。利用者さんもえらい事になってしまう。どうするのが1番いいんでしょうかねぇ。