足をついてもいいやんか

ゆっくりのんびりですよ

2020/9/3 給与が半分になるとは思わなかった

今回の復職から正規職員から非常勤職員へと契約を変更して仕事に復帰することになりました。その中で出された条件で試算してみたところ、正規職員だった頃の給与と非常勤職員になった場合に考えられる給与がおおよそ半分に減ることがわかりました。

非常勤職員としての雇用条件

給与形態

非常勤職員となった場合の給与形態は時間給となります。僕の場合提示された時間給は1140円。非常勤職員の最低ランク+資格手当100円です。正規職員だった時の勤務年数などは考慮されないのか尋ねなんとか上げてもらえないか交渉はしたのですが、正規職員から非常勤職員への契約変更というのが珍しく、前例がほとんどない。あったとしても定年を迎えた正規職員が雇用延長のための非常勤契約という形であることから、僕の場合のような障害のため正規職員としての職務が難しくなったためという理由での契約変更は、珍しいとの事です。そのような事情もあり非常勤職員の最低ランクの時給に資格手当だけが乗るという形になりました。

各種手当

正規職員の時には住宅手当や扶養手当などがついていましたが、そういう手当は全て無くなりました。資格手当は前述のように時間給にプラスされて支給はされています。あとは通勤手当くらいでしょうか。これに関しては通勤費なので給与というよりは経費という感じですからあまり関係ないですね。

各種控除

社会保険に入るために控除は継続してされることになります。もちろん時間給となり所得が減るわけですから控除も減るとは思うのですが、それでも痛いものがあります。しかし健康保険と厚生年金保険は抜けるわけにはいかないので仕方ないです。

退職金共済

正規職員の時は2つの退職金共済組合に入れていたのですが、非常勤になると1つしか入れないということで、一つは抜けて退職金をもらうことになりました。もう一つの方はそのまま継続して入っておくことにしました。長く入っている方が貰える金額が特になるので入っておく方がいいかなと思ったためです。

ざっとこんな感じの契約になりそうです。これで試算してみたところ、正規職員の時の給料の約半分にしか給与がもらえないことがわかりました。大きいのは扶養手当や住宅手当と言ったところでしょうか。

都合よく切られたのか、それとも本当に僕のためを思っての非常勤職員への契約変更なのか

非常勤職員への契約変更は職場側からの提案でもありました。一つは職務規程に規程されている欠勤などの項目に引っかかってくること、もう一つは復帰に際してゆっくり復帰していくというような規程がないこと、最後に正規職員の責務から開放されることで安定して働けるのではないかということからの提案でした。どの項目もどう言い訳のしようもない状態でしたし、その通りだと思う状態だったので、一時は正規職員に拘っての復帰を目指していたのですが、自分の中で考えているうちに非常勤職員での復帰の方があっているのではないかとの考えが出てきたのです。非常勤職員として安定して働けるようになったら、また正規職員として働けるように推薦状などは用意するという言葉ももらえたので。

しかし、給与が半分になる事実や実際に安定して働けるようになったところで精神障害者である僕を本当に再び正規職員として契約してくれるのかというと何か引っ掛かる部分もあります。都合よく切られたかなという思いもありますし、間違った選択をしてしまったのかもしれないという気持ちもあります。

しかし、正規職員としてはこれ以上働いていると7月に過量服薬(OD)してしまった時のようにストレスコーピングがうまくできず、また長期の休職等をしてしまうかもしれません。非常勤職員へと契約を変更することは自分が生きていくためにも必要なことであるとも思っています。

お金か、命かみたいな話に最後はなってしまいましたが、選択してしまった物はもう仕方ないので、あとはなるようにしかならないとやっていくしかないかなと思っています。

https://amzn.to/34YyzzE